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服役囚の約40%、出所後2年以内に刑務所へ逆戻り

 【キャンベラ39日AAP】刑期を終えて出所した元服役囚のうち、40%近くが2年以内に刑務所に逆戻りしていることが、政府の最新データで明らかになった。

 NT準州では、07~08年における再犯率が44.8%で、国内最大となっている。NT準州は先住民族の服役囚の比率が高い。続いて、NSW州が43%と僅差で迫っている。再犯率が最小だったのはSA州で、33.2%だった。

 VIC州とTAS州では、03~04年以降、再犯率が大きく減少した。VIC州では、5年前と比較して約12%減少し、35.6%となり、TAS州では39.1%から減少して、36%となった。国全体の再犯率は38.2%で、わずかな変化にとどまった。

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