政治

「失業率上昇で不況対策はやはり必要」 ギラード副首相

 【キャンベラ12日AAP】12日に発表された今年1月の雇用に関するデータによると、全体の雇用数は季節調整後でわずか1200件の増加にとどまったが、失業率は前月の4.5%から大幅にアップして4.8%となった。

 ギラード副首相は声明の中で次のように述べた。「(このデータによって)国内の雇用市場が世界的不況による圧力を受けていることが分かった。また、これにより国民の雇用を支援するために連邦政府による不況対策の必要性も強調された」。

 一方ギラード副首相は、オーストラリアの4.8%という失業率は、他国(米:7.6%、英:6.3%、カナダ:7.2%)と比較すると好意的なものであるとした。

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