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ホームレス問題には、まず家庭内暴力への対策が必要

 【シドニー8日AAP】国際女性デーの8日、福祉団体「ホームレスネス・オーストラリア」が、ホームレス問題に取り組むうえで家庭内暴力への対策が必要だと訴えている。同団体は、経済が混迷する時期だからこそ、政府が優先的にホームレス問題に取り組むべきだとしている。

 ホームレスネス・オーストラリアによれば、国内の女性ホームレス人口は4万6000人で、路上や間に合わせの住まいで生活するホームレスのうち、40%が女性だという。また、借主の権利が保護されていない寄宿舎に暮らす人々のうち28%が女性で、親類や友人宅を転々と泊まり歩く「カウチ・サーファー」と呼ばれる人々のうち48%が女性となっている。

 ホームレスになってしまう最大の要因は、家庭内暴力であり、女性や子供が大きな被害を受けている。ホームレスネス・オーストラリアのスポークスマン、ポーリーン・ウッドブリッジ氏は声明の中で「統計によって、女性ホームレス問題と、その最大要因である家庭内暴力の取り組みには、まだ長い道のりがあるということが示されている」、「とりわけ先住民族の女性や、英語が母語でない女性たちが、支援を必要としている」と述べている。

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