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アルコポップへの増税の影響 度数の高い酒類の販売増加

 【キャンベラ10日AAP】インディペンデント・ディスティラーズ社のダグ・マッケイ社長は政府がアルコポップ税を引き上げたことで、危険性の高い飲酒につながるスピリッツ酒の販売数が増加したことは明らかだとした。

 昨年4月から低アルコール飲料のアルコポップに対する税を70%引き上げたことで、アルコポップの販売数は35%減少したが、そのほかのアルコール飲料の販売数は大幅に上昇した。

 マッケイ氏は声明文で「政府はアルコポップの販売数が減少した事実を増税の効果が出た証拠として利用している。しかし、実際はアルコポップへの増税がビール、ワイン、スピリッツ酒などそのほかのアルコール飲料の販売を促進することになったことを政府は認識していない」と語った。「増税によってアルコール度数が5%の低アルコール飲料から度数が2倍~7倍の酒を選ぶ人が増えた」とマッケイ氏。

 10日、若者のアルコール消費量を減少させることを目的に導入されたアルコポップの増税に関して2日間にわたる調査が上院で行われる。政府は3月19日までに関連法案を通過させなければ徴収した税金をディスティラーズに返金しなければならない。

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