政治

連邦財相 「インフレ圧力はさらに緩和する見込み」

 【キャンベラ22日AAP】22日に発表された今年の第1・四半期(1―3月)の消費者物価指数(CPI)によると、年間インフレ率は2.5%となり、過去18カ月で最低レベルとなった。

 2008年第4・四半期の年間インフレ率は3.7%。2008年9月までの12カ月間のインフレ率は5%に達していた。今年第1四半期のCPI上昇率は前期比わずか0.1%の上昇。経済専門家の予想では、今年第1・四半期のCPIは前期比0.5%上昇、年間インフレ率は2.9%だった。

 これらの統計結果を受けて、ウェイン・スワン連邦財相はキャンベラでレポーターに対し「2007年後半以降、インフレ率が豪州準備銀行(RBA)の目標圏内である2~3%に入るのは初めて」と話し、今後、世界的金融恐慌の影響により、国内のインフレ圧力はさらに緩和されるであろうと述べた。

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