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科学者ら、石炭火力発電所に閉鎖を求める

【キャンベラ1日AAP】   科学者の一団が、国内にある全ての石炭火力発電所に対して、地球を救うために発電所を閉鎖するようにという書簡を送っている。

7名の科学者は、気候変動の問題に真剣に取り組むには、近い将来、既存の石炭火力発電所が稼働を停止させなければならないと述べており、石炭火力発電所の代替として、クリーンなエネルギーを利用するべきだとしている。7名のうち3名の科学者は、国連の「気候変動に関する政府間パネル」に携わっていた人物。

科学者らは書簡の中で「人間の活動が原因で大気が温暖化しており、すでに世界中で許容できない損害と困難が引き起こされている」、「事態がどれほど深刻になっているか、いくら強調してもし足りない」と述べている。メルボルン大学地球科学部デビッド・カロリー教授が、今回の行動の指揮をとっている。

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