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シドニーの住宅賃貸料が上昇を続ける

【シドニー16日AAP】   シドニーの住宅賃貸料が、賃金伸び率を上回る速度で上昇を続けている。

NSW州住宅省の賃貸売買に関する報告によれば、今年1~3月のシドニーの平均賃貸料は、前回よりも5ドル上昇して390ドルとなっている。NSW州全体の平均賃貸価格は1.5%減少して、週あたり325ドルだった。デビッド・ボーガーNSW州住宅相は「賃貸料の上昇が、いまだに賃金や消費者物価指数の上昇率を上回っている」と述べている。

住宅省の報告によれば、賃貸料が安い地域はシドニー西部、高いのはシドニー北部や東部だという。ワンルーム・アパートの平均賃貸料が最も安いのは、ブラックタウンとバンクスタウンの週180ドル、フェアフィールドで週185ドル、リバプールで週188ドルとなっている。

一方、賃貸料が最も高いのは、シドニー北部のウィロビーで週430ドル、シドニー北西のカナダベイが週420ドル、ウェーバリーやウラーラ、マンリーが週400ドルなどとなっている。4寝室の住宅の平均賃貸料は、キャンベルタウンで最も安く週360ドル、モスマンとウェーバリーが最も高く週1300ドルだった。

また、昨年第4四半期の平均住宅価格は、最安値がキャンベルタウンの28万8000ドル、最高値がウラーラの83万3000ドルとなっている。

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