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新型インフル感染者が増加する中、スポーツ試合は予定通り決行

【メルボルン30日AAP】   新型インフルエンザ感染者数が138人に達したVIC州で、今週末、数万人のフットボールファンがスタジアムで試合を観戦するとみられている。

保健局は、スポーツイベントやアマチュア試合を中止する必要はないと考えており、人々が衛生に気をつけてさえいれば良いとしている。ローズマリ・レスターVIC州保健局長代理は「フットボールの試合など、野外イベントは比較的に安全だ。皆さんには、社会的接触を制限するようにお願いしている。もし何らかの行事に出席しなければならない場合には、人との距離を保つようにして、行事後に室内で社交をしないよう心がけてほしい」と述べている。

オーストラリア国内の新型インフルエンザ感染者数は209名に上っており、州ごとの内訳ではVIC州が最大の138名、続いてNSW州48名、QLD州11名、SA州7名、ACT首都特別地域3名、WA州1名、TAS州1名となっている。VIC州では現在、5校が学校閉鎖を続けており、新たに2校が6月3日まで学校閉鎖をする予定。

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