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豪Google、新サービスを続々開始

【シドニー1日AAP】   豪Googleは1800年代後半から発行されたフェアファックス紙にオンラインで無料アクセスできる新サービスを発表した。このサービスにより、利用者はザ・シドニー・モーニング・ヘラルド、ジ・エイジなどの新聞のデジタル版を閲覧できる。デジタル版には初回印刷時と全く同様のものが掲載される。

豪・ニュージーランドGoogleのマネージャー、カリム・テムサマニ氏は「新聞は信用度の高い情報源であるが、新聞の情報は注目されないことが多い上、マイクロフィルムを通してのみアクセスが可能。このサービスは技術とニュース・メディアが連携することで豪国民に利益をもたらすことができる素晴らしい例」とした。

Googleによると、このサービスでは6月からGoogle Mapでシドニーの路面電車とモノレール、キャンベラのバスの時刻表を利用することができるという。利用者は発車時刻や路線情報を調べてから旅の計画を立てることが可能になる。この新サービスは2002年以降の豪Googleの急速な発展を象徴するものである。

さらに、Googleは年末に新コミュニケーション・プログラム「Google Wave」を開始する。豪Googleの技術部長のアラン・ノブル氏は「このサービスはEメール、インスタント・メッセージ、You tubeの機能を合わせたもので、オンライン会話への新しいアプローチ」とした。

今回の新サービスはピアモントに建設された豪Googleの新オフィスのオープンに合わせて開始される。クエンティン・ブライス連邦総督は「Googleの豪経済への著しい貢献に対し感謝する」と語った。

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