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企業のCEO200人以上がホームレス生活を1晩体験

【シドニー13日AAP】   企業の最高経営責任者200人以上が、来週シドニーでホームレスの暮らしがどういうものなのかを体験するために屋外で寝ることを予定している。

タクティカル・ソリューションズ社のバーナード・フェホン社長は、年に1度行われているイベント「CEOスリープ・アウト」に4年連続で参加しており、6月18日夜に開催地ルナ・パーク内で、他のCEOらと共に段ボール紙の上で就寝し、スープ1杯を差し出される。参加者の中には、フェアファクス・メディアのブライアン・マッカーシーCEOや、ディック・スミス・インベストメントのディック・スミスCEO、NRMAのトニー・スチュアートCEO、AAP通信社のクライブ・マーシャルCEOなどが名を連ねている。

イベントの主催者「聖ビンセント・ド・ポール協会」では当初25万ドルの募金を集めることを望んでいたが、募金額はこれまでに少なくとも50万ドルにのぼっている。「聖ビンセント・ド・ポール協会」のジョン・ピコットCEOは13日に発表した声明の中で「多くの企業のCEOがホームレスの人々が身を寄せ合ってる姿を見かけると大きな悲しみを感じると話している。彼らはたった1晩でも同じ経験を持てば、真の変革を起こすための約束を伝えられると感じている。野外で寝る夜はとても寒くて惨めなものになるだろう。私たちは参加者に温かい服装で来るように呼びかけている。彼らは実際の経験をすることになる」と述べた。

イベントに参加するCEOの名簿はウェブサイトwww.ceosleepout.org.auで見ることができる。

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