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小中学生の基礎学力テストの結果発表

【メルボルン11日AAP】   小中学生の読み書き計算の基礎学力テストの結果が発表され、3・5・7・9年生の90%以上は、国の最低水準を満たしたことが明らかになった。

2009年読み書き計算学力国家評価計画(NAPLAN)の報告書によれば、大部分の生徒が読解力や作文、つづり、文法、句読点、計算などの能力で良好な成績を出したという。しかし、中には読み書き計算の基礎学力が最低ラインに達していない生徒がいることも明らかになった。国全体では最低基準を満たした生徒の割合は94%だったが、NT準州では70・6%に留まり、NT準州の小学3年生のうち3分の1は、読解、つづり、文法の能力が、最低基準に達しなかった。

ギラード副首相兼文部大臣は「子供たちの学業成績を向上させるため、政府は教育革命で読み書き計算の基礎学力に焦点を当てている。基礎学力習得が困難な生徒を助けるために最善策を模索している学校に対して、政府は5億4000万ドルを投じている」と述べた。

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