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男性の傷害死亡率は女性の2倍

【キャンベラ25日AAP】   オーストラリア保健福祉研究所の最新データでは、2004-05年度において、中毒や交通事故、自殺など傷害に起因する死亡率は男性のほうが2倍高いことが分かった。

同期間において傷害で死亡した人は9775人。10万人当たりでみる男性の傷害死亡の割合は63.9%と女性の30.3%を大きく上回った。傷害死亡のうち24%は自殺で、ここでも男性は女性の約4倍。また、交通事故死、溺死、事故による中毒死でも男性は女性の約3倍だった。しかし、墜落死では、女性は男性の1.5倍となった。これは女性の寿命は男性より長いため、女性の高齢者の傷害事故が増えることが原因とされている。

国内での傷害死亡率は10万人当たり46.7%。1番多かったのはNT準州で97.2%だった。次いでTAS州の60%。1番低かったのは首都特別地域(ACT)で43.7%だった。

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