政治

日豪首脳会談 軍事協力の円滑化図る

【東京18日AAP】  日本を訪問中のターンブル首相は18日夜、東京の首相官邸で夕食会に出席し、16時間の日本滞在を締めくくった。会談では、北朝鮮の核開発問題や、広い海域で影響力を強める中国への対応などが議論され、日本で初となる戦闘機同士の訓練を実施することで合意した。

 

ターンブル首相はまた、韓国の平昌で行われる冬季オリンピックで、北朝鮮の選手団を派遣することで合意したのは良いことだとする一方、朝鮮半島における非核化にはつながらないとして「われわれは現実をきちんと見つめるべきだ」と話した。

 

両国はまた、自衛隊とオーストラリア軍の軍事演習を円滑に行うため、年内にも協定を結ぶことで一致している。協定が妥結されれば、日本軍はダーウィン以外の地においても、演習に参加することが可能となる。

 

公共交通機関を好むことで知られるターンブル首相は18日午後、混雑する東京の地下鉄を利用し、次の目的地へと移動した。

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