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動物虐待防止のため、法制定の提案

【シドニー5日AAP】   王立動物虐待防止協会(RSPCA)が、犬を散歩させない飼い主を罰するという急進的な法律の制定を提案している。

この提案が法律化された場合、飼い主は定期的に犬を運動させ、鎖でつながずに、適切な食物と水を与えなければならなくなる。違反すれば、飼い主が起訴されたり、最高1万2000ドルの罰金を科せられたり、悪質な場合には実刑を受ける可能性もあるという。

VIC州RSPCAのヒュー・ワース博士は、農務省福祉事業部の国家動物福祉指針の草案作成に携わる専門家の1人であり、「草稿には、飼い主が何をすべきかが示されることになる。この新基準は規制となるため、規制を守らなければ違法行為とみなされる」と述べた。

法律を制定することで正式な国家基準を設けることが意図されており、悪質な飼い主を処罰するうえでの諸問題も打開できるようになる。けれども、最終的には各州がこの法律を可決することが必須となる。

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