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豪政府、亡命希望者の受入れを拒否

【キャンベラ28日AAP】   連邦政府は、10月にインドネシア沖に着いた船に乗っているスリランカ人亡命希望者約250人をオーストラリアに受け入れることを拒否した。

豪政府はインドネシア政府に対し船を妨害するように要請していたが、24日に亡命希望者1人が死亡したことを受け、乗船している亡命希望者に対する責任ある行動を再度強く求められた。ジョージ・ヤコブ・サミュエル・クリスティンさん(29)は胃の感染症を起こして死亡したとされる。友人によると、クリスティンさんの死は治療を受ければ防ぐことができたが、本人が治療を拒否したという。

難民擁護者とタミル人グループは28日、ジャカルタのオーストラリア大使館外で抗議活動を行い、豪政府に対しこの問題に介入しない姿勢を改善するように求めた。亡命希望者グループのスポークスマンは、インドネシア政府が亡命希望者の健康状態を無視し続けていることから、新たな死亡者が出るのも時間の問題だと懸念を表明している。

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