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クルーズ暴力行為 乗客「対応に不満」

【メルボルン18日AAP】   クルーズ会社カーニバル・クルーズ・ラインが運航する客船、「カーニバル・レジェンド」で発生した暴力事件に対し、同社は乗客らに補償を発表した。乗客らは「受け入れられない」と憤慨している。

カーニバル・レジェンドは17日、メルボルンに帰港した。前日の16日、騒ぎを起こしたイタリア人グループ23人がNSW州南部沿岸部で緊急的に船から降ろされている。

乗客のリサ・ボリソさんによると、イタリア人グループは“若いオーストラリア人”を見つけてはけんかを吹っかけ、非常に暴力的だったという。ボリソさんの息子のジャラーさんも標的にされたため、2人は客室内に閉じこもっていたという。さらに、船長が「私にどうしろと言うんだ?彼らを船外に落とすのか?」と話したとして、同社の管理体制にも疑問が投げかけられている。

同社は影響を受けた乗客らに対し、次回の船旅での25%のクレジットを発表したが、「二度とカーニバルを利用しない」という乗客もいる。事件は同社とNSW州警察が調査中。

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