政治

私立病院の待機手術 保険対象に?

【キャンベラ12日AAP】   ラッド政権は12日、待機手術の待機リストを減らすために6億5000万ドルの追加資金を投入し、私立病院での待機手術の費用にもメディケア(国民健康保険)を適用することを公約に掲げることで、医療改革に関する最終的な方針を表明した。同計画により、患者の95%が医師が推奨する時期に手術を確実に受けることが可能になる。政府は、今後4年にわたり6億5000万ドルを投入することで、さらに9万人が待機手術を受けることができるとした。

カトリック医療オーストラリア(CHA)は「オーストラリアの公立病院は収容可能人数をすでに超えているが、私立病院には利用可能なベッドがまだある」とし、私立病院でメディケアの対象となる待機手術が可能になるこの計画を支持する姿勢を示した。

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