国際

豪、ロシア情報員2人を国外退去に

【キャンベラ27日AAP】   英国で、ロシアの元スパイのセルゲイ・スクリパリさんと娘のユリアさんに対し、神経剤を使う事件が発生した。事件にはロシアが関与した可能性が高いとして、各国はロシア外交官100人を国外退去。オーストラリアもこれに倣い、ロシア情報員2人の退去を決定した。

ターンブル首相とビショップ外相は27日、「2人は7日以内に国外退去する」と発表した。野党労働党のショーテン党首もこれを支持している。ターンブル首相はまた、クリミア併合やウクライナ東部の侵略、マレーシア機MH17便の撃墜、西洋各国選挙の操作を試みるなどロシアの一連の違法行為について言及した。

キャンベラのロシア大使館は、今回の事件に関する公平で包括的な情報はないとして、「ロシアを国際平和の脅威と見立てるのは、断固として受け入れられない」と声明を発表。オーストラリアの決定は“残念”だとした。

2014年のクリミア併合後、オーストラリアはロシアへの制裁措置をとったが、6月に始まるサッカーW杯での制裁も検討している。英国はすでに、外交官や王室関係者はW杯に出席しないと発表した。

オーストラリアは2012年、シリア政府の化学兵器使用を受けて、シリアの外国代理人2人を国外退去した。

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