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マクドナルド氏、政界から引退

【シドニー7日AAP】   中東への渡航費に税金を不適切に使用したとされる問題で、4日にNSW州開発相を辞任した労働党議員のイアン・マクドナルド氏は7日、政界から引退した。

マクドナルド氏は2008年のドバイへの渡航の際に自身と妻と友人2人の航空券をアップグレードするために使用した3万ドルを申請しなかったことで問題になっていた。「週末、私は家族と協議を交わした結果、根拠のない推測でメディアから非難が続く中、家族、政府、私自身にとって政界を引退することが最善の策だという結論に達した」とマクドナルド氏。

22年という長い議員生活の中で、マクドナルド氏は第一次産業相や州・地方開発相などの大臣を経験した。マクドナルド氏の渡航費に関する問題は州首相省によって現在も調査が行われており、調査の結果は後日公表される予定。

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