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住居周辺にファストフード 病気リスク増

【シドニー25日AAP】   24日に発表されたヨーロッパ心臓病予防学会の学会誌によると、ファストフード店との近接性が心臓病疾患と関係があることが明らかになった。

 

調査によると、最低15年以上同じ住所に住んでいる35歳の男女を200万人以上調査したところ、近隣にファストフード店が多いところに住んでいる人は心臓病にかかりやすいことがわかったという。

 

研究を行ったオランダのユトレヒト大学のマルチェ・ポエルマン教授は、ここ数十年間でファストフード店は増加の道をたどっており、塩分、飽和脂肪、カロリーの高い食品を食べる機会が多くなっていると述べた。

 

ポエルマン教授は、心臓病疾患を予防するためにも、ロンドン市長が学校周辺にホットフードのテイクアウェイ店を禁止したように、ファストフード店の数を制限し、人々が健康的な生鮮食品を購入するように奨励する政策が必要だと訴えた。

 

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