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CBA 顧客データ紛失を認める

【シドニー3日AAP】   コモンウェルス銀行(CBA)が、過去16年以上にわたりおよそ2000万人の顧客データを紛失していたことを認めたことが明らかになった。

 

コモンウェルス銀行の声明文によると、2000年から2016年始めまで、およそ2000万人分の顧客名、住所、口座番号、取引明細の情報の入った磁気テープ2本が紛失していたという。

 

2016年に独自調査を行った際にテープは処分された可能性が高いとわかったという。このテープには口座を不正利用できるようなパスワードなどの情報は入っていないとしており、顧客には公表しなかったと説明した。

 

同銀行は、今回の紛失事故は「顧客情報の保護に真剣に取り組んでおり、今回の事故は容認されないもの」としたが、サイバー攻撃や銀行の技術基盤やシステム、窓口業務やインターネットバンキングなどに影響するものではないとしている。

 

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