政治

NSW州教育相 ナプラン廃止を要請

【キャンベラ4日AAP】   連邦のバーミンガム教育相は、全国模試(ナプラン) の代わりとなる、学校カリキュラムの新しい展望を他州の教育相らと検討することを明らかにした。

 

全州の教育相らは4日会議を行い、カリキュラムの見直しを要請する実業家のデビッド・ゴンスキ氏のレポートを熟考するという。

 

NSW州のストークス教育相は、今回の会議でナプランは不正に利用されているとし、廃止を要請する意向を表した。 教師や州の野党からの支持を受け、ゴンスキ氏が推奨する個々の生徒を評価できる「リスクの低い」試験を導入するよう推し進めるという。

 

ストークス州教育相は、ナプランは必死になっている生徒や両親からお金を巻き上げる「教育ビジネス」の手段となっており、教師もカリキュラムよりテストを優先に教育するように促されていると指摘した。

 

バーミンガム連邦教育相は新試験の導入について話し合うとしながらも、「多くの親にとってナプランは子供の進歩がわかる大事な指針」だと述べていた。

 

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