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児童虐待を通報する割合が34%

【シドニー5日AAP】   児童虐待放置防止協会(NAPCAN)が行ったアンケート調査で、子供が性的虐待を受けていると知った場合に児童保護局か警察に通報すると答えた回答者は、全体のうちわずか34%だったことが明らかになった。この調査の回答者数は2万2000人。NAPCANのマーティネロ会長は、児童虐待を防ぐことは市民全員の責任だと述べた。

豪福祉衛生局の統計によれば、オーストラリアでは2008年~2009年にかけて、年間3万2641人の子供が精神的虐待、放置、身体的虐待、性的虐待など何らかの形で虐待を受けており、前年よりも1.7%増加した。虐待を受けた子供の年齢層は、4歳以下が最多だった。

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