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難民の収容施設を拡大

【キャンベラ18日AAP】   オーストラリアへの亡命を希望する難民が増え続けているために、現行の制度に問題が生じていることを受け、連邦政府は18日、移民収容施設のネットワークを拡大することを発表した。

これにより、WA州のノーサムとSA州のインバーブラキーに新たに2つの収容施設が開設され、合わせて1900人の収容が可能になる。昨年、暫定的な住居としてテントが建てられたクリスマス島の施設を含むほかの収容所は、利用が中止されるか利用頻度が減少することになる。

グリーン党や人権擁護団体からの圧力の影響で、子供や社会的立場の弱い家族は今後、移民収容施設からコミュニティーの宿泊施設に移ることになる。ギラード首相は、これにより迫害から逃れる人々に対して人道的な対応をすることができ、政府の強制収容政策に均衡をもたらすという公約を守ることができると述べた。

オーストラリア本土とクリスマス島での収容施設の難民が5000人に達し、そのうち子供が700人以上占めていたことから、現行制度では対応が困難となり、今回の変更に至った。

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