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熱気球事故 操縦者「方角見失った」

【シドニー8日AAP】  NSW州ハンターバレーで今年3月、熱気球が地面に激突し16人が負傷した事故で、操縦者は視界が悪化するなか、持参のタブレットだけを頼りに着陸を試みていたことが、オーストラリア交通安全局(ATSB)による調査で明らかになった。

 

調査では、離陸後10~15分で天候が悪化したため、操縦者の男性が着陸を試みたが、直後に厚い雲の中に入ったために方向を見失ったという。視界が5メートルほどとなり、乗客らが男性に危険を告げた直後、木などにぶつかりながらバスケットは180度横転し、その後地面に激突した。

 

NSW州警察は、熱気球のオペレーターが事故発生後、速やかに救急サービスへ通報せず、熱気球をいち早く片付けたとして、疑問を呈していた。ATSBは、今年1月に発生した同じオペレーターによる事故と似ていることから、1月の事故を受けた見直しが効果のあるものだったのか、さらに調査を進めるとしている。

 

 

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