一般

ブリスベン市 軽鉄道敷設に7億$拠出

【ブリスベン13日AAP】  QLD州のブリスベン・シティ・カウンシルは、ブリスベンCBDを通り抜ける新しい軽鉄道「ブリスベン・メトロ」の敷設費用として、今後4年間で7億800万ドルを拠出する方針を明らかにした。

 

ブリスベン市のクアーク市長は「新しい予算案で、ブリスベン・メトロが十分な資本のもとで敷設されることを確約した」と述べ、工事が来年から始まり、2023年の開通を目指す方針を明かした。同鉄道は、市街地からエイト・マイル・プレインズを結ぶ路線と、ロイヤル・ブリスベン・ウーマンズ病院からQLD大学を結ぶ路線を含む。

 

「ブリスベン・メトロ」計画では、既存の21キロメートルのバス路線を鉄道が走る予定となっており、1時間に最大2万2,000人の乗客を運ぶことが可能となるほか、通勤時間が現在よりも最大50%短縮される見込みだ。連邦政府は新年度予算案で、同鉄道に3億ドルの拠出を発表しているが、QLD州の労働党政権が12日に発表した予算案では、同鉄道への予算割当てはなかった。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら