国際

収容中のアフガン難民、母国へ送還

【シドニー14日AAP】   オーストラリアとアフガニスタンは、オーストラリアで勾留されているアフガン難民をカブールに送還することで合意したと報じられている。ジ・オーストラリアン紙は、この合意を受け、数週間以内に正式に調印される見通しで、豪政府にとっては大きな前進と報じている。

オーストラリア保安情報機構(ASIO)が上院委員会に発行した統計によると、330人の難民が身元・人物調査のため、現在収容所で待機しているという。移民省の統計では、2008年下旬から4342人のアフガン難民がオーストラリアに到着した。アフガン難民は全難民の大部分を占めているが、これまでに自国に帰還したアフガニスタン人はわずか2人で、いずれも自主的な帰還だった。

 

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