【シドニー22日AAP】 VIC州ラトローブ大学のアルコール政策研究センター(CAPR)の報告によると、ナショナル・ラグビー・リーグ(NRL)が主催するステート・オブ・オリジンの試合と、NSW州における家庭内暴力の発生率に「明確な」関連性があるとの見解を示した。
CAPRによると、過去6年間分のデータを分析した結果、ステート・オブ・オリジンの試合が行われた水曜日の夜のほうが、そうでない日よりも家庭内暴力の発生率が40%増加したという。また、選抜チームのないVIC州では、目立った増加は見られなかった。
アルコール研究・教育基金(FARE)のペスカド氏は、暴力の原因は多様で複雑としながらも、試合と暴力の関連性は「明確」と述べ、アルコールと暴力の関連性を示唆。チームスポンサーのアルコール製造企業による大々的な宣伝は大きい問題と指摘した。ステート・オブ・オリジンの2回戦は今月24日、シドニー・オリンピック・パークで行われる。
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