政治

国内初 女性イスラム教徒上院議員

【キャンベラ20日AAP】   国内初となる、女性イスラム教徒が連邦上院議員に就任した。グリーンズ(緑の党)のメリーン・ファルキ上院議員は1992年、パキスタンからオーストラリアに移民。2013年からNSW州上院議員を務めてきた。

先週、カッターズ・オーストラリアン党のフレーザー・アニング上院議員がイスラム教徒移民を禁止すべきと呼び掛け、大きな批判を浴びたばかり。アニング議員は20日、ファルキ議員と握手して祝福した。ファルキ議員は、「多民族国家の美しさと豊かさについてアニング議員が話をしたければ、受け入れる」と話した。

ファルキ議員はまた、ターンブル政権は環境にとって“惨事”と表現。若い一般の人の声が届いていないという。「今後も人種差別や移民、多民族主義について訴えていく」と話した。

野党労働党で上院リーダーを務めるペニー・ウォング議員は、「先週のことがあってから特に、あなたを議会に迎えて喜ばしい」とファルキ議員に話した。

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