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児童ポルノ扱いの任天堂ゲーム販売禁止

【キャンベラ10日AAP】   児童ポルノを連想させるニンテンドー3DSのビデオゲームが、オーストラリアの分類基準を取り消されたため、販売中止となった。

このゲームは「DEAD OR ALIVE Dimensions」という戦闘型ゲーム。映像作品などを倫理的な観点から等級付けする「適性審議委員会(Classification Board)」は当初、保護者が付き添えば子どもでもプレイが許される等級「PG」に同ゲームを格付けていた。だが、肌の露出度の高い服を着た、胸の大きな十代の少女が登場し、プレイヤーは少女のスカートの中を見上げることができる点など、一部のわいせつじみたコンテンツが報道され注目を集めたため、同委員会はPG格付けの見直しを迫られていた。

そこで、格付けを取り消すべきでない理由を挙げるよう任天堂に要請したが、満足な回答が得られたかったため、同ゲームを「無等級」と正式決定した。無等級の場合、同社が新たに等級の取得を申請しない限り、同ゲームはオーストラリア国内で販売できないことを意味する。

オコナー内務相は、「子どもがプレイするのにふさわしくないゲームであることは明らかだ」と述べ、委員会の決定を歓迎した。

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