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ヘンドラ・ウィルスでNSWとQLDが協力

【ブリスベン10日AAP】   死亡率が非常に高い「ヘンドラ・ウィルス」に関して、複数の馬の発症例が確認されているNSW州とQLD州で、両州の政府間は情報交換など協力を行うことで合意した。

先月20日以降、ヘンドラ・ウィルスに感染した馬7頭の死亡が確認されており、11家屋(QLD:9、NSW:2)が検疫を受けている。合計32人(QLD17人、NSW:15人)が同ウィルスに感染した馬と接触したとみられており、全員が今後、第3回目の検査を受ける予定になっている。

NSW州とQLD州の両政府は、ヘンドラ・ウィルスに関する情報交換の他、獣医や保健局スタッフの提供などを互いに行うことで合意。QLD州のブライ首相は「両州での状況分析を行い、感染拡大や感染源の把握を行えるようにしたい」と述べた。

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