国際

豪財相、「米国の失業率低下に期待」

【キャンベラ4日AAP】   米国の失業率が過去3年近くで最低値を記録したことを受けて、スワン財務相は期待できるニュースだとして歓迎した。

米国の失業率は5期連続で8.3%まで低下した。同時に、同国の雇用創出率も過去9ヵ月で最高の24万3000件を記録した。同相は、米国を含めた先進諸国の多くでは失業率がいまだに高すぎ、経済成長が必要だとしつつも、「オバマ大統領が米国でより持続可能で共有型回復の実現を試みている中、これらの数値結果は楽観的に構える材料となろう」と述べた。

一方、オーストラリア国内の雇用状況について同相は、2007年に労働党が政権を握って以来、70万以上の職が創出されたとし、海外では同期に何百万もの職が喪失したと述べた。また、「オーストラリアの5.2%の失業率は、1ヶ国を除き、いずれの先進国よりも低い状態が続いている」と述べた。

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