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テロ犯罪の少年に懲役12年 SYD

【シドニー11日AAP】   テロ攻撃を計画していたとして、シドニーのティーンに少なくとも懲役12年の刑が言い渡された。

2016年10月12日にバンクスタウンで逮捕時、現在18歳になるティーンのバックパックからナイフ2丁、衣類、手書きの誓約“カリフ(イスラム圏)への忠誠”などが見つかった。ティーンは、ナイフ購入はキャンプなどアウトドア活動が目的だと容疑を否認していた。逮捕の1か月ほど前、少年はバンクスタウンについて言及されたISISの雑誌をダウンロードしており、その後さらに、固定刃ナイフを武器に奨励する雑誌もダウンロードしていた。12歳頃から過激的な思想を抱いていたとされる。

ティーンは11日、2016年に銃販売店から固定刃のナイフを買った際にイスラム国(IS)に同情したとして、有罪を認めた。ジェフリー・ベリュー裁判官は、「逮捕時にテロ行為の準備ができ、実行能力もあった」と述べて、懲役16年を言い渡した。少なくとも12年は仮釈放が認められない。2028年10月に仮釈放権を得る時には、ティーンは28歳になる。

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