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政策金利、先月に続き引き下げ3.5%

【キャンベラ5日AAP】   オーストラリア連邦準備銀行(RBA)は5日、月例理事会を開き、政策金利を0.25%引き下げ3.50%とすることを決定した。利下げは先月に続き2カ月連続。3.50%という利率は、世界金融不安の影響がオーストラリアでもみられていた2009年11月以降最低のもの。

先月、RBAは0.5%の大幅利下げを行ったものの、この利下げ率を反映させなかった銀行がほとんどで、政策金利が下がったとしても銀行の利益増加につながるだけだという懸念が広がっていた。このことから、オーストラリア商工会議所は、今回の利下げは住宅ローン返済を抱える消費者の負担を軽減させるものであるべきで、銀行が自分たちの儲けにつなげようとするのは間違いだと述べた。

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