政治

州補欠選でムーア市長後援の候補が圧勝

【シドニー27日AAP】   27日に行われたNSW州議会の補欠選挙で、シドニーのクローバー・ムーア市長が後援した無所属候補のアレックス・グリニッジ氏(31)が、自由党のシェイン・マラード氏を破り当選した。

今回の補欠選挙は、オファレル州首相のいわゆる「クローバー打倒」法のもと実施された。同法では、州議員による自治体政治への参加を禁止しているため、最近市長に再選したムーア氏は議員辞任を余儀なくされた。

補欠選挙ではグリニッジ氏が48%以上の票を獲得し、グリーンズの候補者からの優先票を加えた後には65%近くの得票率で圧勝した。同性婚活動家でもある同氏は勝利宣言の中で、「シドニー(の有権者)は今夜、バリー・オファレルとその政府に対し、黙らせられない、買収されないというメッセージを送った」と述べた。またムーア市長も支援者らに感謝しつつ、勝利はオファレル氏を「真に拒否する」表れだとした。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら