【メルボルン3日AAP】 40度以上の猛暑が続く熱波がオーストラリア全土を襲うと予測されていることを受けて、各消防局では、警戒態勢を高めている。
SA州の奥地にあるロックスビー・ダウンズとウードナダッタで、45度を超える最高気温が6日間続き、7日にタルクーラでも47度を観測すると予測されている。また、VIC州とQLD州、WA州などの内陸部にある多くの地区で次の1週間にわたって、最高気温が40度以上にとどまる見込み。
今回の熱波によって、173人の犠牲者が出た2009年2月7日の「ブラック・サタデー」以降、火災の危険性がVIC州で最も高い水準に達するとし、同州の当局では、注意を呼びかけている。