【メルボルン5日AAP】 5日、VIC州裁判所で、47年間にわたり、実の娘や孫娘、さらにはひ孫に対してまでも性的暴行を加えてきた男に対する裁判が行われ、懲役6年半が言い渡された。
公判の中で、男(79)は実の娘が5歳の時に性的暴行を開始し、その娘の娘(被告の孫娘)が10歳になった時にこの少女に対して同様の行為をしたことが明らかにされた。さらには、7歳になったひ孫に対しても性的暴行を加えた。一番最近の被害者は雇用主の娘だという。
裁判官は、被告は心理カウンセラーに対して、「ひ孫のケースでは、相手が先に求めてきた。喜んでいると思った」などと話していることから、反省の色が全くないことを指摘。「貴方の行為は3世代にもわたって家族を裏切り続けてきた」と裁判官。