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30年前の殺人被害者の遺体発見される

【アデレード20日AAP】   アデレード郊外で今年1月に発見された遺体について、警察は、1984年に失踪した男性であると特定した。警察では、殺人事件として捜査を続けるとしている。

現場はメルボルンから北西に75キロの地点にあるロングプレーンズ。現場の土地所有者がフェンス修理のために地面を掘り起こしていたところ遺体を発見した。被害者は、クロイドン出身のル・リン・レーさん(当時25)。

レーさんは、けんかから発展した発砲事件で肩に銃弾を受け、ロイヤルアデレード病院で治療を受けていた1984年12月3日に失踪。レーさんの弟が同月12日、捜索願を警察に提出。警察はその2年後、殺人事件として捜査を行い複数の人物に聴取を行うなどしたが容疑者確定には至らなかった。警察は、「非常に深刻な事件である。被害者は何らかの理由で病院から外におびき出された上、殺害されたのだ」と述べた。

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