文化・芸能

アーチボルド賞 初めてアジア人被写体

【シドニー10日AAP】  オーストラリアで最も権威ある芸術賞「アーチボルド賞(Archibald Prize)」の今年の受賞者に、シドニーを拠点とする芸術家トニー・コスタ(Tony Costa)氏が輝いたことが分かった。受賞対象となったのはアジア系オーストラリア人の芸術家、リンディ―・リー(Lindy Lee)氏が描かれた作品だ。

 

今年の受賞作品で描かれたリンディ―・リー氏は、自身も現代芸術家で禅宗を信仰する仏教徒。アーチボルド賞はもともと肖像画に対する意識を高めることを目的として設けられた賞で、アジア人を被写体とする作品が同賞を受賞するのは今回が初めてとなる。

 

受賞者のコスタ氏はこれまで2015年、17年、18年と3度にわたりファイナリストに選ばれたが、アーチボルド賞の受賞は初めて。受賞を受けてコスタ氏は「とても驚いており、光栄なことで興奮している」と述べた。コスタ氏には賞金として10万ドルが贈られる。

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