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小児ガンの研究 連邦政府が費用拡大へ

【キャンベラ11日AAP】   連邦政府は、小児ガンの研究に対しておよそ1000万ドルの予算を投入することを明らかにし、様々なガンと闘う子どもたちが臨床実験へのより幅広いアクセスが可能となる。

 

個別の患者に合った治療を適時に行う精密医療プログラムに予算の半分に当たる500万ドルが投入され、小児の脳腫瘍や固形ガンのバイオバンクの設立のために使われるという。

 

精密医療プログラムにより、小児患者150人の脳や中枢神経系の腫瘍の診断が可能となり、それぞれの最適な治療法を特定することが可能になる。

 

また、ガンの再発の研究に120万ドル、国内でガン研究者を増やすため、2年間の臨床研究奨励制度を設けるため120万ドルが充てられるという。

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