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NAPLAN試験の早急見直しを QLD州

【ブリスベン25日AAP】  QLD州のグレース教育相は連邦政府に対し、学力テストNAPLANのオンライン試験について2020年の完全導入を遅らせ、早急に見直しを行うよう求めたことが分かった。今年実施されたオンライン試験でも複数の問題が発生し、一部の生徒は試験を受けなおす事態となっている。

 

グレース教育相は、昨年実施されたオンライン試験の不具合について、テスト実施当局のオーストラリア・カリキュラム・アセスメント・アンド・リポーティング・オーソリティー(ACARA)が解決したとする一方、今年は昨年以上に多くの問題が発生したと指摘。子どもたちのテストに対する不安感を解消し、テストに合わせた授業を行うプレッシャーを感じるという教師からの見解についても調査すべきとの見方を示した。

 

QLD州では1,800人以上の生徒がオンラインの接続不具合が発生したため、再テストを受ける予定だ。また、テストの実施において停電の影響を最も受けたのは、SA州やVIC州の生徒たちだったことも明らかになっている。

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