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ブッシュファイヤーの復旧に国防軍出動

【シドニー2日AAP】   NSW州ブルーマウンテンズで発生した大規模なブッシュファイヤー(森林火災)の復旧活動に、豪国防軍が軍人80人を派遣することになった。

国防軍による援助の申し出は、先月、マランガルー陸軍基地での爆薬訓練により、森林火災を引き起こしたことについての謝罪に続くもの。この火災では5万ヘクタールが焼失し、少なくとも住宅3棟が破壊された。

ジョンストン国防相は、2日、地域コミュニティーの復旧に国防軍が支援することを、NSW州政府が受け入れてくれたと声明を発表した。

ダンプカーやブルドーザー、チェーンソーなどで装備した80人の隊員は、森林火災で損害を受けたり破壊された構造物の安全確保の作業を行うが、2日に最も復旧が必要なスプリングウッドで作業が始まった。

オファーレルNSW州首相は、国防軍の謝罪を受けて、アボット連邦首相に被災者への連邦政府による補償について尋ねることを示唆した。

なお、2日は、ブルーマウンテンズとホークスバリー地域で火災を封じ込めるための消火活動で、煙がシドニー全域をおおった。

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