政治

失業給付金 増額の声で調査会発足

【キャンベラ25日AAP】  失業給付金「ニュースタート」について、給付額を増額すべきとの声が高まっているなか、上院委員会による調査委員会が発足した。来年3月に調査結果を報告する。政府はこれまで、増額に反対する姿勢を示してきたが、保守連合の一部、野党、グリーンズ(緑の党)が増額を支持している。

 

上院委員会は、ニュースタートの給付金がどのように決定され、どのような専門家による決定が給付金の決定過程において取り入れられるのか、などについて調査を進めるとみられている。さらに、現行の給付額での経済コストおよび増額による恩恵なども、調査の対象になるとみられる。

 

グリーンズのサイワート上院議員は、ニュースタートの給付金増額のため精力的にキャンペーン活動を行い、「今週は政治のさまざまな立場にある人多たちが、増額を支持するために集まった」と述べ、1994年から実質的な増額は行われていないと訴えた。

 

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