国際

豪政府 ホルムズ海峡の有志連合に参加

【キャンベラ21日AAP】  連邦政府のモリソン首相は21日、中東ホルムズ海峡で船舶の安全を守る米国主導の有志連合に、オーストラリア陸軍と海軍から人員とフリゲート艦を派遣すると発表した。

 

モリソン首相は派遣について「謙虚で意義深く時間を限定したものになる」とした上で、有志連合とともに協力することは、国益につながるとの見方を示した。ペルシャ湾を通行する粗製油の少なくとも15%、精油の最大30%がオーストラリアへ運ばれていることから、モリソン首相は「(何か起これば)我が国の経済にとっても脅威だ」と述べた。

 

フリゲート艦は中東で行っている反海賊行為活動からホルムズ海峡へ移動し、陸軍は米国主導の有志連合を統括する本部に派遣される。当面は少なくとも6か月の任務とされているが、モリソン首相はこれが延長となる可能性も示唆している。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら