生活

海外在住年金受給者 生存証明が必要に

【キャンベラ17日AAP】   海外在住の80歳以上の年金受給者に対し、2年ごとに生存証明書の提出を必要とする法案が17日、連邦議会を通過した。海外に住む年金受給者およそ2万5,000人が対象となる。

10月1日から、対象となる80歳以上の受給者は、期日までに生存証明書を提出しなければならない。未提出の場合、13週以内に年金の給付が一時停止、26週後には停止される。証明書の提出が遅れても、提出時に遡って年金を全額受給できる。

ラストン社会サービス相は「確実に生存する受給者のみに年金が支払われるようになる」と述べた。受給者の死亡を政府に報告する義務を、家族が知らないケースが多いという。今後4年間で、死亡した受給者およそ6,000人分の年金2億1,900万ドルの節減につながると見積もられる。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら