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VIC運転免許情報 国のデータベースに転送

【メルボルン17日AAP】   VIC州民の運転免許データが、国の顔認識データベースにアップロードされる。州民を個人情報詐欺などから守る目的だ。

VIC州民の運転免許情報は、連邦政府の運転免許顔認識ソリューション(NDLFRS)に転送される。個人情報詐欺や減点回避の撲滅を目指す。現在のところ、同データが使えるのはVIC州警察と州道路局のみ。ジェニングス特別国務相は17日、「変更によって州民のプライバシーに不利な影響を受けることはない」とABCラジオで話した。

オーストラリア弁護士同盟のグレッグ・バーンズ広報官は、「情報がハッキングされた場合、顔認識を使って虚偽の書類や免許証を作成できる」「システムに入り込まむのを確実に避けるには、運転免許を持たないことだ」と話し、不正行為が起きない限り安全とした。

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