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ガソリン価格 4か月ぶりに高騰

【キャンベラ23日AAP】   ガソリンの卸値が過去4か月で最も高くなっている。学校の春休みに合わせ、影響を感じるドライバーも多いだろう。

メルボルンの23日の平均ガソリン価格は、1リットル当たり1ドル64セント。すでに春休みに突入してAFL決勝戦も近づくなか、車を家に置いておくよう専門家は提案する。

全国ガソリン協会(AIP)の最新報告によると先週、無鉛ガソリンの卸価格は4.6セント上昇した。自動車団体NRMAのピーター・コウリー氏は、28日にも小売価格が上昇すると予想する。同氏によると、今月初めのサウジアラビアの石油施設攻撃前に、すでにガソリン価格は上昇し始めていた。背景には米中の貿易摩擦、弱いオーストラリアドル、石油産出国の産出量削減があげられる。

先週の全国のガソリン価格平均は0.6セント上昇し、過去4か月で最高の144.2セントに達した。ディーゼル油も0.6セント上昇の147.4セント。メルボルンは先週、全国で最も無鉛ガソリン価格が上昇した(15.2セント)。国内で2番目にガソリン価格が低かったブリスベンは13.7セント減少。主要都市でガソリン価格が最も高かったのは、ホバートの151.5セント。

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