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慈善団体ホワイトリボン 閉鎖へ

【メルボルン3日AAP】  女性に対する暴力の防止を訴える慈善団体「ホワイト・リボン・オーストラリア」は3日、これ以上の活動継続は困難との判断から、団体を閉鎖すると発表した。同団体は2日、清算手続きに入っていた。

 

ホワイト・リボン・オーストラリアはウェブサイト上に掲載した声明で「閉鎖という非常に難しい決断に至ったことについて、深い悲しみを感じている」と説明。11月22日はホワイト・リボン・デーだが、イベントを計画している場合には、継続して声を上げ続けて欲しいと訴えた。

 

同団体は2007年、創立者の一人であるエンターテイナーで元弁護士のアンドリュー・オキーフ氏が初代会長を務めた。近年は、受け取った献金がポーカーマシーン設置の許可を得ようとシドニーのホテルが支払ったものだったことが発覚し、批判を受けるなどしていた。

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