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イラクに軍派遣 豪人職員の保護

【キャンベラ20日AAP】   アボット連邦首相は20日、イラク首都バグダッドを攻撃するテロリストの脅威を見くびるべきでないと警告し、少数の外交担当者が残る在イラク大使館の警備強化のため、政府はオーストラリア国防軍の小部隊を派遣したと発表した。

イラク情勢は、1週間前にイラクのジハードとイスラム教スンニ派の過激派組織「イラク・レバントのイスラム国(ISIL)」が北部モスルと、バグダッドまでの中間地点のティクリットを電撃作戦で制圧し、著しく悪化した。最大100人のオーストラリア人が、ISILを含むジハードに参戦するためイラクとシリアに出発したとされ、中には残虐行為で罪に問われている者もいる。

アボット首相は20日シドニーで、オーストラリアに戻る予定の「残忍な潜在的なテロリスト」は拘留すると、強く警告した。また、オーストラリアは米国や他の関係諸国から支援を要請されていないが、その際には深刻に受けとめると話した。

ISISとも知られる過激派ISILが首都バグダッドを目指し南下を続ける中、同市に残るオーストラリアの外交担当者たちの安全が最優先事項だ。オーストラリアは核心となる大使館職員を残し、今週イラクから関係職員の帰還を始めた 。政府はまた、2000人以上と予測される在イラク・オーストラリア人の支援にできることはほとんどないと警告した。

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