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中国の政策は豪と相反 ダットン内務相 

【キャンベラ12日AAP】  連邦政府のダットン内務相が、中国共産党の政策はオーストラリアの政策と相反すると発言し、中国大使館がこれに激しい憤りを示したことについて、モリソン首相は単に両国の相違点が浮かび上がっただけとの見方を示した。

 

ダットン内務省は先に、両国間の貿易関係の重要性は認識した上で、オーストラリア国内の大学生たちが中国政府から過度に影響を受けたり、知的財産が盗まれたり、政府関連やそうでない団体に対しハッキング行為が行われることを見過ごすつもりはないなどと発言した。

 

ダットン内務相の発言について、野党からは数百万人のオーストラリア人が繁栄のために中国を頼りにするなかで、“全く役に立たない”と強く批判。在豪の中国大使館もまた、発言は“理不尽”で“根拠がなく”、“ショッキング”だとして、強く反発する姿勢を示した。

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